6CA7 Parallel Single Power Amp





どんなステレオでレコードを聴いているのでしょうか?という質問を受けましたので、お答えします。今は目が悪くなりパソコンさえ、怪しくなってきていますのでアンプの自作は控えていますが、過去に自作したアンプは30台くらいです。ほとんどが真空管式で、ICで作ったアンプが1台あります。
プリ・アンプも数台製作しましたが、今はMarantz #7という真空管式の既成品を使っています。McIntosh C-22というのも横に置いてあります。
パワーアンプは自作です。回路構成は6CA7 3結パラレル・シングルといい、真空管は1953年にオランダのPHILIPS社が開発した戦後の名球、EL34といいます。日本ではPHILIPS社と提携した松下電器が発売し、6CA7という名前が付いています。簡単に言うと、パワーより音質を選択した内容です。
アンプは外観も大切ですが、使用パーツ、配線がより大切です。美しくなくてはいけません。
一番下は松下製6CA7初期の製品です。扁平頭、ダブルリングゲッタの精悍なスタイルに加え○ナショナルマークや和名6CA7単独表示(EL34の併記無し)が技術導入当時の特徴でしょうか。