第70回目の曲目

今回は、来週の金曜日、11日に来札するジェフ・ベックの特集です。

ジェフ・ベックは1944年6月24日にイギリス、サリー州ウェリントンに生まれた。
1965年、スタジオ・ミュージシャンとしてセッションワークで多忙だったペイジに紹介される形で、エリック・クラプトン脱退直後のヤードバーズに参加し、歴史がはじまります。


1.Jeff's Boogie
2.Happenings Ten Times Ago
3.Stroll On
4.Hi-Ho Silver Lininng
5.Love Is Blue
6.Beck's Borelo
7.Baraba-Jagal
8.Sutiation
9.Guttie Gutter
10.Lookin' For Another Pure Love
11.Honkey Tonk Woman


1.ジェフのブギー

1曲目は、ヤードバーズ時代の曲で、ギターキッズ必須の曲です。元々は、チャック・ベリーの「ギター・ブギー」という曲を参考にして作られた曲です。「ギター・ブギー」というアーサー・スミスの有名な曲がありますが、同名異曲です。

2.幻の10年




ヤードバーズは1966年、ベースのポール・サミュエル・スミスが脱退、その後任としてペイジがベーシストとして加入。やがてベースをクリス・ドレヤと交代したペイジは、ベックと二人でリード・ギターを担当、ヤードバーズはツイン・リード編成で活動、シングル「幻の10年」を発表した。

3.ストロール・オン




この時期にバンドはミケランジェロ・アントニオーニ監督の『欲望』に出演、この映画でベックは、アンプの調子が悪くなりギターを破壊している。日本製のギターです。曲は「ストロール・オン」という曲ですが、クラプトン時代のジョニー・バーネット・トリオの曲で「トレイン・ケプト・ア・ローリン」の焼き直しの曲です。

4.ハイ・ホー・シルバー・ライニング


ヤードバーズ脱退後、ベックはミッキー・モストとプロデュース契約を結び、ソロ・シングル「ハイ・ホー・シルバー・ラィニンHi Ho Silver Lining / Beck's Bolero」を発表する。この「Hi Ho Silver Lining」は大ヒットし、NME誌のチャートで17位を記録する。ベックが歌っている唯一の曲です。1983年9月にロンドン・ロイヤルアルバートホールで行われた
ロニーレイン・アームズ・コンサートで ベックが自ら「今日は特別だから」って歌いました。


5.恋はみずいろ

恋はみずいろ(こいはみずいろ、原題はフランス語でL'amour est bleu ラムール・エ・ブル)は、ヨーロッパのポピュラー・ソング。はじめはヨーロッパで、ユーロビジョン・ソング・コンテスト1967においてヴィッキーの歌唱で発表され4位に入賞。 翌年にはポール・モーリア編曲のインストゥルメンタルバージョンがヒットチャート5週連続1位を獲得するなど爆発的にヒット。何とジェフ・ベックがこの曲をレコーディングしています。

6.ベックのボレロ


その後ベックは自身の新たなバンドを結成する。このバンドは一般には「ジェフ・ベック・グループ」と呼ばれている。ボーカルにはショットガン・エクスプレスに所属していたロッド・スチュアート、ベーシストがロン・ウッド、ピアニストがニッキー・ホプキンス、ドラマーがエインズレイ・ダンバーであった。バンドはこのラインアップでシングル「Tallyman / Rock My Plimsoul」を発表するが、ほどなくエインズレイが脱退、代わってミック・ウォーラー(Micky Waller)が加入し、アルバム『トゥルース』を録音する。


7.バラバジャガル


69年にミッキー・モスト、プロデュースの下、ドノバンとの共演で「バラバジャガル」という曲をレコーディングしている。

8.シチュエーション

1971年に『ラフ・アンド・レディ』、翌年『ジェフ・ベック・グループ』(通称オレンジ)を発表このバンドは日本では「第2期ジェフ・ベック・グループ」とも呼ばれている。このグループはベースにクライヴ・チェイマン、キーボードにマックス・ミドルトン、ドラマーにコージー・パウエル、ボーカルにボブ・テンチというメンバーであった。


9.ガッティー・ガッター


1970年にアルバム「ロード・サッチ&ヘヴィ・フレンズ」を発表。ハードロック的な演奏に、サッチのボーカルがマッチしているとはいえず、収録曲もロックンロールの改作や、過去のデモテープを使ったものであったが、レッド・ツェッペリン結成直前のジミー・ペイジジョン・ボーナムの参加や、ジェフ・ベックがギターを弾く曲が収録されたことで、スーパーセッション的なアルバムとして捉えられ、イギリスとアメリカでスマッシュ・ヒットとなった。



10.ルッキン・フォー・アナザー・ピュア・ラヴ

迷信 (Superstition) は、アメリカのシンガーソングライター、スティーヴィー・ワンダーの楽曲。彼が22歳の頃のアルバム『トーキング・ブック』に収録された。スティーヴィーは、アルバム『トーキング・ブック』のセッションに参加したジェフ・ベックへ、返礼のためにこの曲を書いた。しかし、スティーヴィーのマネージャーが反対したことにより、スティーヴィー自身が先にレコーディングしてリリースした。そのお詫びとして、1975年のジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』に「哀しみの恋人達」を提供している。なお、ベック自身の演奏によるバージョンは、ベック・ボガート & アピスのデビューアルバム(1973年発売)に収録された。

11.ホンキー・トンク・ウィメン

ジェフ・ベックストーンズに参加するという噂が流れました。実際にセッションが行われました。「ホンキー・トンク・ウィメン」 (Honky Tonk Women) は、ローリング・ストーンズの1969年のヒット曲。イギリスでは1969年7月4日、アメリカでは翌日にリリースされ、両国でシングルチャートの1位を記録した。