81回目の曲目

日本のGS特集です。


1.メイクアップ・・・フラワー・トラヴェリン・バンド
2.ユア・ベイビー・・・寺内タケシとブルー・ジーンズ
3.涙のゴー・ゴー・・・エミー・ジャクソン
4.愛しのジザベル・・・ゴールデン・カップス
5.銀色のグラス・・・ゴールデン・カップス
6.恋はもうたくさん・・・ダイナマイツ
7.朝まで待てない・・・モップス
8.ラスト・チャンス・・・内田裕也とフラワーズ
9.あなたが欲しい・・・ハプニングス・フォー
10.恋いよ、恋いよ、恋いよ・・・タックスマン
11.バック・イン・ザUSSR・・・パワーハウス
12.白いサンゴ礁・・・ズー・ニー・ブー



1.メイクアップ・・・フラワー・トラヴェリン・バンド

1973年にリリース、1977年、日立のテレビのCMソングに彼らの曲が採用され再び注目が集まった。

2.ユア・ベイビー・・・寺内タケシとブルー・ジーンズ

1965年に発表、リバプールサウンド時代到来を予期して作詞は安井かずみ加瀬邦彦が作曲したボーカル曲、後に加瀬がザ・ワイルドワンズでカバーする。
日本初のGS曲。

3.涙のゴー・ゴー・・・エミー・ジャクソン

1965年(昭和40年)4月に和製ポップス第1号となった大ヒット曲「涙の太陽」でデビューしたエミー・ジャクソン。
その後もCBSコロムビアの洋楽レーベルから日本人が制作した画期的な洋楽風のオリジナル作品が続いてリリースされた。彼女の通算第4弾シングルとして発売された「涙のゴーゴー」は、当時はやりのゴーゴーをタイトルとした和製ポップスR&Bナンバー。バック演奏を担当したのはジャッキー吉川ブルーコメッツ


4.愛しのジザベル・・・ゴールデン・カップス

1967年6月15日に発売されたザ・ゴールデン・カップスのデビュー曲である。
1966年12月3日、上記5人のメンバーで「平尾時宗とグループ・アンド・アイ」としての活動をスタートさせる。

5.銀色のグラス・・・ゴールデン・カップス

1967年11月15日に発売されたザ・ゴールデン・カップスのグループ2枚目のシングル曲である。

6.恋はもうたくさん・・・ダイナマイツ


1967年11月に、シングル「トンネル天国」でデビュー。大きなヒットには恵まれなかったものの、R&Bを主体とした演奏が人気を博し、山口冨士夫の卓越したギターテクニックもあいまって、玄人好みのバンドとして一部では熱烈な人気を博した。

7.朝まで待てない・・・モップス

1966年、埼玉で星、三幸、村上、スズキ幹治の四人によりインストゥルメンタルバンド「チェックメイツ」として結成。そこへスズキ幹治の実兄である鈴木ヒロミツがボーカルとして加わり五人組バンドとして本格的な活動が開始された。

8.ラスト・チャンス・・・内田裕也とフラワーズ

内田裕也とザ・フラワーズは、1967年に結成されたグループ・サウンズ、ニュー・ロックのバンド。1970年にメンバー再編でフラワー・トラベリン・バンドヘ展開した。
レコード・デビューについては、1967年末に加瀬邦彦(ワイルド・ワンズ)作曲の「愛するアニタ」をレコーディングする計画があったが立ち消えた。
1968年中頃、日本コロムビアと契約する。内田が自由にレーベル不干渉のアルバムを一枚制作する代わりに[4]、井上忠夫によるジャッキー吉川とブルー・コメッツが発売しなかった2つの楽曲を2枚のシングル盤で制作発売することが条件となった。


9.あなたが欲しい・・・ハプニングス・フォー

福岡市博多で1964年に結成されたラテンロックバンド「サンライズ」が前身。1967年に、シングル「あなたが欲しい」でデビュー。

10.恋いよ、恋いよ、恋いよ・・・タックスマン


タックスマンの”恋いよ恋よ恋よ”のオリジナルはJESS & JAMES ベルギーのビートポップデュオの名曲一発ヒットです。
メンバーに上月ジュン(現小林ジュン)がリード・ギターでいたが、後にフラワー・トラン¥ヴェリン・バンドのベースとなる。

11.バック・イン・ザUSSR・・・パワーハウス

パワーハウスは横浜出身のグループで、本作は69年に日本の東芝EMI/エクスプレスからリリースされた唯一のアルバムである。メンバーは、陳信輝、竹村英司、柳ジョージ、野木信一の4人編成で、日本初の本格的ブルース・ロック・バンドだった。ビートルズジミ・ヘンドリックス、クリーム、ウィリー・ディクソン、ヤードバーズ等々、全曲著名ナンバーのカヴァーではあるが、ビートルズの2曲はかなりブルージーなアレンジだし、全体に重厚なインプロも交えたヘヴィネスが漂っており、陳の弾きまくるギターや、柳の太いグルーヴィなベースと粘っこいボーカル、野木の堅実だがツボを押さえたハードなドラム等々が、わりと素直にカッコいい好盤である。この後、陳はフードブレイン、スピード・グルー&シンキへ、柳はストロベリー・パスゴールデン・カップス等々を経て柳ジョージ&レイニー・ウッドを結成。また、竹村はパワー・ハウス・ブルース・バンドを経てベイサイド・ストリート・バンドを結成する。


12.白いサンゴ礁・・・ズー・ニー・ブー

ズー・ニー・ヴー(Zoo Nee Voo)は、日本のグループ・サウンズバンド。日本コロムビア→キャニオン所属だった。 1968年春に結成し、1971年解散。結成当時は「ZOOM BOOM 5」という名前だった。
代表曲は2枚目のシングル「白いサンゴ礁」。この曲は当初B面だったが、ヒットしたため後年に発売された再発盤ではAB面が逆になっている。
4枚目のシングル「ひとりの悲しみ」は、改詩改題して尾崎紀世彦が歌った「また逢う日まで」の元歌として有名