THE VENTURES MYSTERY TOUR 17

13.Let's Go![#30] 8/1963 に付いて取り上げます。

初期ベンチャーズのアルバムの中でも「雑食性」を感じるアルバムといえば、「レッツ・ゴー」。ギターはビリー・ストレンジとトミー・テデスコ、ドラムはハル・ブレイン、他に同じ日に録音した「モア」にはオルガンにレオン・ラッセルがいたり、所謂後年「レッキング・クルー」と言われた人たちばかりで、なんと、ベンチャーズが一人もいないのです。とはいえ、「Wipe Out」この曲に関しては、「ベンチャーズ・イン・ジャパン」の彼らの演奏の方がずっと格好良く、スタジオ盤以上の演奏ができることを彼ら自身が証明していますからね。
また、ムーンストーンズという正体不明のヴォーカル・グループ(?)の参加がジャケ裏に明記されています。
そういった謎の歴史があるからこそ、ファンは楽しいのかもしれません。※ビリー・ストレンジは2012年2月22日に81歳で亡くなりました。


Dolton BST-8024(STEREO) BLP-2024(MONO) 1963.8
東芝 LOB-13(MONO) 63.12 omit El Watusi & Over The Mountain, Across The Sea
東芝 SLBY-1071(STEREO) 64.10 曲順変更
東芝 LP-7208(STEREO) 65.3
東芝 LLP-80962(STEREO) 74.4


曲目
1. Memphis
2. Let's Go
3. More
4. El Watusi
5. Walk Right In
6. Sukiyaki
7. New Orleans
8. So Fine
9. Wipe Out
10. Hot Pastrami
11. Runaway
12. Over The Mountain, Across The Sea




Let's Go! Dolton BLP-2024(MONO)
ジャケのモデル嬢は、Barbara Bouchetという女優です。



Let's Go! Dolton BST-8024(STEREO)


VOCAL BACKING BY THE VENTURES & THE MOONSTONES


レッツ・ゴー 東芝  LLP-80962(STEREO)


レッツ・ゴー 東芝 LOB-13(MONO) 10インチ(25cm)



アルバム収録ではなく、シングル盤です。ムーンストーンズ名義で発売されました。A面とB面の両方です。A面は、Don Wilson-Bob Bogle B面は、プロデューサーのDick Glasserの作曲です。