FREETWOOD MAC

1967年、ジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズのメンバーだったピーター・グリーン(ギター)とミック・フリートウッド(ドラム)を中心に、ボブ・ブランニング(ベース)、ジェレミー・スペンサー(ギター)の4人で活動を開始する。数回のギグの後、ブランニングに変わってジョン・マクヴィー(ベース)が加入。初期のバンド名はピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック(Peter Green's Fleetwood Mac

『ENGLISH ROSE』邦題:英吉利の薔薇






1969年発売、 米国のコンピレーション盤で日本でのファースト・アルバムです。CBSソニーから発売されました。後にサンタナのカバーで大ヒットする「BLACK MAGIC WOMAN」やビートルズの「SUN KING」のインスピレーションを与えた、これも大ヒット曲「ALBATROSS」が入っています。「クリムゾン宮殿」の実写版ともいえるジャケの顔はメンバーのMICK FREETWOODです。
『MR.WONDERFUL』



1968年発売、英国でのセカンド・アルバムです。ファースト・アルバムと同様に全曲ブルース・ナンバーで、ピーター・グリーンジェレミー・スペンサーの作品に、エルモア・ジェームスのカバー曲。なお、ジャケット写真は、『ENGLISH ROSE』と同様にドラマーのMICK FREETWOODで、全身裸に樹木の葉を腰につけ、左手には少女の人形と犬の剥製の様な物を持っていると言う、かなりの奇人変人風になっている。ゲートフォールドカバーなので裏側も掲載します。
『THEN PLAY ON』






1969年発売、最高傑作と言っていいアルバム。1曲目は『COMINNG YOUR WAY』という曲だが、歌詞の ♪ Mind 'Cos I'm ♪ が空耳アワー的に ♪ まいこさん ♪ と聞こえるので、何と日本ではシングル・カットされ題名が『マイコさん』とは素晴らしいとしか言いようがない!
英国でのアルバム・ジャケは2種類あり、黒地に白文字のファーストプレスはレア盤。