35回目の曲目

日本だけでヒットした曲の第2回目です。

1.コーヒー・ルンバ・・・ウーゴー・ブランコ

1961年にヒットしました。アルパによる演奏です。アルバとはスペイン語でハープの意味である。別名インディアンハープ、ラテンハープとも呼ばれ、ヨーロッパからスペイン人によって南米に持ち込まれ、メキシコ、ペルー、チリなど中南米各地で改良が加えられ、それぞれ独自の奏法が工夫されてきた。中でもパラグアイではソロとして使われることも多く、国民的楽器として親しまれている。ヴェネズエラの名演奏家ウーゴー・ブランコによる「コーヒー・ルンバ」です。日本では関口宏の奥さんである西田佐知子の曲でも大ヒットした。ザ・ピーナッツとの競作でもあった。
2.ポケット・トランジスター・・・アルマ・コーガン

この曲は大好き!!!高校生の頃はSONY製のSOLID STATE 11というトランヂスタラヂオを愛用してました。
3.悲しき片想い・・・ヘレン・シャピロ
4.子供ぢゃないの・・・ヘレン・シャピロ

アメリカではヒットしませんでしたが、自国である英国では小ヒットしました。日本では大ヒットした曲です。A面のみならずB面もヒットしました。日本でのカバーも弘田三枝子の曲で大ヒットしました。
5.ルイジアナ・ママ・・・ジーン・ピットニー

この曲も日本人のカバーの方がヒットしました。飯田久彦の大ヒット曲です。
6.戦場に日は落ちて・・・リトル・リチャード

日本ではトレードマークのロックンロールではなく、アメリカでは全くヒットしませんでしたが、スローなマーチ風な曲がヒットしました。
7.なみだの日記・・・バリー・ダーベル

前回、ジョニー・デァフィールドの「悲しき少年兵」という曲を紹介しました。このジョニー・デァフィールドは写真がなくてどんな顔なのかは不明です。これからかけるバリー・ダーヴェルという人も顔が分りません。ヒット曲はこの1曲だけです。
8.クライ・クライ・クライ・・・ジャック・スコット

次の人も顔が分りません。ただ本国アメリカでは19曲ものヒットがありますから、写真はあるはずです。
9.レモンのキッス・・・ナンシー・シナトラ

本国アメリカより先に日本でヒットが出て人気もありました。フランク・シナトラの娘です。ヒット曲には「イチゴの片想い「りんごのためいき」があります。「レモンのキッス」はオリジナルはポンキエルリ 「時の踊り」 (歌劇「ジョコンダ」より)「時の踊り」というタイトルで知られている曲です。米共にB面に収録された曲ですが、日本で大ヒットしました。
10.タムレ第1番・・・ビル・ジャスティス楽団

ビートルズがカバーしたオリジナル曲特集でかけたビル・ジャスティスです。ジョージがバスのなかで弾いた曲「ラウンチー」というギターのインストでした。そのビル・ジャスティスなんですが、なんでこんな曲が日本でヒットしたんでしょうか?「タムレ」というのですが、タヒチ音楽です。
11.サンライト・ツイスト・・・ジャンニ・モランディ

1963年公開のイタリア映画『太陽の下18才』という題名です。その主題曲はマカロニ・ウエスタンでおなじみのエンリオ・モリコーネが担当しましたが、日本ではB面の曲がヒットしました。
12.恋のバカンス・・・カテリーナ・バレンテ

前回紹介したカテリーナ・ヴァレンテで、日本では同じくザ・ピーナッツが歌ってヒットした曲です。
13.キューティー・パイ・・・ジョニー・ティロットソン

日本人では伊東ゆかりのカバー曲がヒットしました。アメリカではB面曲でしたのでヒットしませんでしたが、実にいい曲です。ギターが最高です。エリック・クラプトンが絶賛しています。
14.ルート66・・・ジョージ・マハリス

テレビドラマの主題曲です。日本では1962年にNHKで放映されました。主役の一人である人物が歌ってヒットしました。曲は最高です。ストーンズも録音しています。
15.悲しきハート・・・スーザン・シンガー

これまた日本では弘田三枝子がヒットさせました。スーザン・シンガーはヘレン・シャピロのいとこです。
16.太陽は傷だらけ・・・ロベール・モノー楽団

映画音楽です。放浪の賭博師を描いた内容です。映画は見ていません。