LITTLE FEAT

リトル・フィート (LITTLE FEAT)は、1969年に結成されたアメリカのロック・バンド。ニューオーリンズR&B、ブルース、カントリー、ジャズなど、アメリカン・ルーツ・ミュージックの影響を色濃く押し出しているサウンドが特長。
解散、再結成を経て、結成以来40年近く経った現在も活動を続けている息の長いバンドである。
1972年の2作目「Sailin' Shoes」以降、彼らのオリジナル・アルバムのジャケットは、ネオン・パークのイラストで飾られ、その個性的なアートワークは、音楽以外の側面からリトル・フィートのイメージ形成に寄与した。1993年にネオン・パークが亡くなったあと初のアルバムとなった1995年の「Ain't Had Enough Fun」のライナーには、「リトル・フィートがレコードを出す限り、そのアルバム・カバーはネオン・パークのイラストで飾られるだろう」と記されている。
しかしながら、2003年の「Down Upon The Suwannee River」以降、ネオン・パークのものではないイラストが使われるようになった。
THE MOTHERS OF INVENTION - WEASELS RIPPED MY FLESH
最初にマザーズの「いたち野郎」を紹介しなければならない。ネオン・パークの代表作ともなったジャケです。このアルバムにローウェル・ジョージがギターで参加している縁でリトル・フィートのジャケを担当するきっかけになったと思われます。他にドン’シュガーケイン’ハリスも参加しています。

SAILIN' SHOES
ネオンパークの傑作ジャケが印象的なセカンドアルバム。プロデュースはドゥービー・ブラザーズなどでおなじみのテッド・テンプルマンが担当しています。基本的にはファーストの延長線上ですが、演奏力がアップし、表現が多彩になっています。
「トラブル」、「コールド・コールド・コールド」、「イージー・トゥ・スリップ」等、相変わらずキラリと光る曲が多く含まれ、「ウィリン」がしっかりしたアレンジでリメイクされています。「ティーンエイジ・ナーヴァスブレイクダウン」がカッコイイ!!





DIXIE CHICKEN
名盤の誉れ高い第3作。前作までベースを担当していたロイ・エストラダに替わり、ケニー・グラッドニーがベースを担当しているほか、ギタリストのポール・バレル、パーカッションのサム・クレイトンを加え、黄金メンバーとなります。特にリズム隊の充実によりシンコペーションの効いた粘りのリズム、ファンキーなグルーブ感が味わえます。音作りはシンプルで、手数も多くは無いのですが、間を活かしたアレンジを見事に表現する6人のツワモノ達のアンサンブルは、一度はまったら一生抜け出せない、そんな魅力を持っています。ローウェルのスライドギターもこのアルバムからさらに魅力を増しました。


FEATS DON'T FAIL ME NOW
6人の演奏は厚みをまし、フィートの音が固まったと言える1枚。
「ロックン・ロール・ドクター」、「オー・アトランタ」、「スキン・イット・バック」、「スパニッシュ・ムーン」等、名曲ぞろいで、当時のバンドの充実ぶりが伺えます。ヴァン・ダイク・パークス、ボニーレイット、エミルー・ハリスなどの豪華ゲスト。このアルバムを最高作にあげるファンも少なくありません。


THE LAST RECORD ALBUM
このアルバム自体はかなり高度な仕上げで、やはり代表作の一つといえるでしょう。名曲「ロング・ディスタンス・ラブ」が感動を誘います。



TIME LOVES A HERO
当初、収録曲の「ドッグ・アット・ザ・ドッグレース」をアルバムタイトルにする予定だったのですが、当時、クイーンの「デイ・アット・ザ・レース」とバッティングしてしまい、結局このタイトルになったというエピソードがあります。
パット・シモンズ、マイケル・マクドナルドなどのドゥービー・ブラザーズ勢がゲストで出演。



WAITING FOR COLUMBUS
オープニングMCの後のリズムセクション、おもむろにギターが入るイントロダクションは今聴いても超強力。ローウェル・ジョージのスライドギターを中心に6人のツワモノが一体となり、さらにタワー・オブ・パワーのホーンセクションが加われば天下無敵のフィート・ワールド。イギリス、レインボーシアターでのライブアルバムです。ネオン・パークのジャケットも本作がピカイチの出来。



DOWN ON THE FARM

HOY, HOY

AS TIME GOES BY

LET IT ROLL
解散から9年を経過した1988年、新生フィートの第一作となる本作がリリースされました。ローウェルの穴を埋めるために選ばれたメンバーは、ヴォーカルにクレイグ・フューラー、そしてギターにはかつてのアルバムへ何度か参加経験のある実力派フレッド・タケット。


REPRESENTING THE MAMBO
テキサス・ツイスターのギターはめちゃかっこいいです。新生フィートの代表作の一つといえるでしょう。

THE BEST OF LITTLE FEAT

THANKS I'LL EAT HERE(LOWELL GEORGE SOLO ALBUM)
ディランとカストロと…

HOTCAKES OUTTAKES(4CD BOX)
30年間のフィートの活動の歴史をライノ社がまとめたファン待望の4枚組ボックスセット。
1〜3枚目までは既発音源の編集物。4枚目はほとんどが未発表の音源(アウト・テイクス)となっています。
1〜3枚目にしてもリマスタリングにより微妙に音が替わっており、初期のものは分離の良いクリアな音に、またオリジナルではかなり他のアルバムと異にしていたタイム・ラヴズ・ア・ヒーローの音も続けて聴いても違和感が無くなっています。さらに別テイクによるスパニッシュムーンとオール・ザット・ユー・ドリームのシングルバージョンも含まれています。
4枚目はまさしくアウトテイクスてんこもり。興味深いのは、セッションテイク。オリジナルアルバムに収録されている曲のがそれより前のアルバムセッション時に録音され、そのアルバムの雰囲気で演奏されています。つまり、ディキシーチキン(アルバム)風ハイ・ローラーとか、アメイジング風、オール・ザット・ユードリームとかです。
他にもデモバージョンをローウェル一人で演奏したものも収録されています。

HIGHWIRE ACT LIVE IN ST.LOUIS(DVD)

MALYLIN DUCK(POSTER with SIGNATURE)
反射がひどく、ごめんなさい