72回目の曲目

モンタレー・ポップ・フェスティバル特集です。


モントレー(モンタレー)・ポップ・フェスティバル(Monterey Pop Festival)は1967年6月16日から18日までの3日間、アメリカ合衆国カリフォルニア州モントレー(モンタレー)で開かれた、ロックがメインで行われた大規模な野外コンサート。

30組以上のミュージシャンが出演し、今日のロック・フェスティバルの源流とされる。ただし出演者はロック系に限定されてはおらず、ジャズ系、フォーク系、民族音楽系などのミュージシャンも出演している。当時はロックミュージックの勃興期で、ポピュラーミュージックが現在のように細分化されていなかったためという論評がある。

コンサートのプロモーターのアラン・パリザーが1966年に行われたモントレー・ジャズ・フェスティバルを観て思いついたのが発端。そのアイデアをもとにママス&パパスのジョン・フィリップスと、彼らのアルバムのプロデューサーのルー・アドラーが中心となって開催された。

「Summer of Love」と呼ばれたヒッピー・ムーブメントの真っ只中で行われ、20万人以上の観客を動員した。当時世界的には(あるいはアメリカでは)無名に近かったジャニス・ジョプリンジミ・ヘンドリックスなど、このフェスティバルで知名度と人気を得たミュージシャンも多い。


1.Windy・・・The Association
2.Memphis・・・ Johnny Rivers
3.San Francisco Night・・・Eric Burdon & The Animals
4.Sound Of Silence・・・Simon & Garfankel
5.Down On Me・・・Big Brother & The Holding Company
6.One More Heartake・・・Butterfield Blues Band
7.Drinking Wine・・・The Electric Flag
8.So You Wanna Be A Rock'n'Roll Star
9.Somebody To Love・・・Jefferson Airplane
10.Shake・・・Otis Redding
11.For What It's Worth・・・Buffalo Springfield
12.California Dreamin'・・・The Mamas & Papas
13.Can't You See Me・・・Jimi Hendrix Experience



Nico & Brian Jones


1.ウィンディ・・・アソシエイション


アソシエイション(The Association)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州で結成されたソフト・ロックバンド。1960年代後半に大人気を博し、全米チャートの上位に到達するヒットソングを多数リリースした。また、1967年に行われた史上初の複数のグループによるロック・フェスティバルであるモントレー・ポップ・フェスティバルの一番手を務めたバンドとしても知られる
1967年の全米ナンバーワン・ヒット「ウィンディ」、

2.メンフィス・・・ジョニー・リヴァース

ビートルズアメリカに上陸する直前に、ロックンロール・クラシックのカヴァーによって一世を風靡したのがジョニー・リヴァースです。

3.サンフランシスコの夜・・・エリック・バードン&アニマルズ

オリジナル・アニマルズ解散後、エリック・バードンがロンドンR&Bシーンの精鋭を集めて結成した“ニュー・アニマルズ”の実質的な処女作。“サマー・オブ・ラヴ”を象徴する大ヒット曲「サンフランシスコの夜」、ストーンズのカヴァー「黒くぬれ」他、全編がディープなサイケデリック色に溢れる。(1967年作品)

4.サウンド・オブ・サイレンス・・・サイモンとガーファンクル

1965年に発売されたサイモン&ガーファンクルSimon & Garfunkel)のシングルである。元々は1964年のサイモン&ガーファンクルのデビュー・アルバム『水曜の朝、午前3時』に収録されていた一曲で、伴奏はアコースティック・ギターのみだった。

5.ダウン・オン・ミー・・・ビッグブラザーとホールディング・カンパニー

1967年作品。“ジャニス・ジョプリン”をフィーチャーした、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのデビュー・アルバムは、当初メインストリーム・レーベルから発売されました。』『ダウン・オン・ミー』は基本的なレパートリーとして“ジャニス”が好んでライヴで取り上げた曲。

6.ワン・モア・ハートエイク・・・バターフィールド・ブルース・バンド

The Resurrection Of Pigboy Crabshow、67年のサード・アルバム。ポールのヴォーカル、ハーモニカを中心に切れ味鋭いエルヴィン・ビショップのギター

7.ドリンキン・ワイン・・・エレクトリック・フラッグ

エレクトリック・フラッグは、【Paul Butterfield Blues Band】を1967年に脱退したマイク・ブルームフィールドが結成した、自称"アメリカン・ミュージック・バンド"。

8.ソー・ユー・ウォナ・ビー・ア・ロックンロール・スター・・・バーズ

1965年にボブ・ディランの作った「ミスター・タンブリン・マン」でデビュー。次いで『旧約聖書』の「コヘレトの言葉(伝道の書)」3章を元に曲をつけたピート・シーガーの「ターン・ターン・ターン(Turn, Turn, Turn! (To Everything There is a Season))」が発売されたが、これら2曲はバーズのシンボル的な曲となった。


9.サムバディ・トゥ・ラヴ・・・ジェファスン・エアプレイン


「ジェファーソン・エアプレイン」は、アメリカン・ロック・シーンの黎明期、フォーク・リバイバル運動をへて、フォーク・ロックに、サイケデリック・ロックの代表格と捉えられ、1960年代後期のカウンター・カルチャーを象徴するバンドのひとつになった。
モンタレー・ポップ・フェスティバルへの出演によりエアプレインの名前は全米に広まった。

10.シェイク・・・オーティス・レディング

白人のロック・ミュージシャンが多数出演するモントレー・ポップ・フェスティバルにオーティスが出ることについて、当初は難色を示す者が多かった。オーティスが使用していたアンプは、ザ・フージミ・ヘンドリックスが使用していた大音量のものとは比較にならない程貧弱なものだったが、黒人のソウル・ミュージシャンとして同フェスティバルに出演したオーティスは大観衆の心を虜にし、音楽に人種の壁はないことを示し、大喝采を浴びた。共演した、同じスタックス・レコード所属でブッカー・T&ザ・MG'sのスティーヴ・クロッパーとの共同作業は「(Sittin' On) The Dock of the Bay」や「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」などのヒット曲を生み、彼のストーリーを育んだ。
サム・クックの曲。オーティスはサムに影響を受けていた。

11.フォー・ホワット・イッツ・ワース・・・バファロー・スプリングフィールド

1966年11月、LAのナイトクラブ、パンドラ・ボックスの閉鎖に抗議してサンセット・ストリップに集まった若者の群衆に対し、警察が治安目的で働いた暴力的行為を目撃したスティルスは、彼のエポック・メイキングとなる曲「フォー・ホワット・イッツ・ワース For What It’s Worth」を書いた。

12.夢のカリフォルニア・・・ママス・アンド・パパス

ママス&パパス(The Mamas & the Papas)は、1960年代のアメリカで活躍したフォークグループ及び当グループのアルバム。代表曲は、『夢のカリフォルニア』。


13.キャン・ユー・シー・ミー・・・ジミ・ヘンドリクス