62回目の曲目

好評の歌謡曲特集、第4回目です。




1.熱き心に・・・ 小林旭

2.冬のリヴィエラ・・・ 森進一

3.ハッピー・横浜・・・ アン・ルイス

4.危ない土曜日・・・キャンディーズ

5.土曜の夜何かが起こる・・・ 黛ジュン

6.アラッ、見てたのね・・・ 都はるみ

7.マホガニー・モーニング・・・ 山口百恵

8.エピタフ・・・ ザ・ピーナッツ

9.雨のうずめのルンバ・・・ グルーパー






1.熱き心に・・・ 小林旭

1985年11月20日に発売された小林旭のシングルレコードである。作詞: 阿久悠、作曲・編曲: 大瀧詠一、ストリングスアレンジ: 前田憲男小林旭のファンであるという作曲家・大瀧詠一が書き下ろした楽曲。


2.冬のリヴィエラ・・・ 森進一

1982年11月に発売された演歌歌手・森進一のシングルである。 作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一/編曲:前田憲男 大瀧詠一 -「リヴィエラ」とは、イタリア語で「海岸」を意味する アルバム『SNOW TIME』に英語詞のセルフカバー「夏のリヴィエラ」を収録した。


3.ハッピー・横浜・・・ アン・ルイス

1972年4月25日リリースされたこの楽曲には、デビュー前のキャンディーズがバック・コーラスとして参加しています。キャンディーズの「やさしい悪魔」のステージ衣装のデザインも手がけた。


4.危ない土曜日・・・キャンディーズ



キャンディーズ通算3枚目のシングル。1974年4月21日発売。ライブの定番曲でユニゾン、2声和音、3声和音とバラエティーに富む曲である。
今日で確認できる限り日本最初にオタ芸の原型を生んだのがこの曲である。オタ芸(オタげい)とは、コンサートなどおいて、ファンが繰り広げる、独特な動きを伴う踊りや掛け声のことである。ヲタ芸(ヲタげい)とも記述される。語源について新語探検では「アイドルオタクの芸」の略としている。


5.土曜の夜何かが起こる・・・ 黛ジュン

本名、渡邊 順子(わたなべ じゅんこ)。1964年に「渡辺順子」の名でデビューするもヒットせず、1967年に石原プロモーションへ移籍する。作曲家の黛敏郎のファンだったこととパンチのある意味合いで黛ジュンと改名し、東芝音楽工業から「恋のハレルヤ」で再デビュー。ミニスカートと共にパンチの効いた歌声で一気に注目を集める。「土曜の夜何かが起きる」は、1969年12月20日発売のシングル。


6.アラッ、見てたのね・・・ 都はるみ


振り付けもある。

アラ見てたのね(作詞:関沢新一/作曲:市川昭介/編曲:市川昭介)1966年1月5日発売12枚目のシングル。


7.マホガニー・モーニング・・・ 山口百恵

作詞:阿木燿子作曲:芳野 藤丸ピンク・フロイドの「エコーズ」と山口百恵の「マホガニー・モーニング」の組み合わせでした。「エコーズ」は23分以上ある典型的なプログレの大曲で、静謐なイントロが2分近く続くのですが、「マホガニー…」も負けておらずエコーズそっくりのイントロが長い長い。さすがに23分もありませんが。こんな無茶な曲でも平気でうたってしまう山口百恵(当時21歳)の凄さに感心したものです。芳野 藤丸(よしの ふじまる、1952年4月21日 - )は北海道函館市出身のミュージシャン。1972年「つのだヒロ・スペースBAND」にギタリストとして参加 1979年バンド名を「SHOGUN」に変更。


8.エピタフ・・・ ザ・ピーナッツ

圧倒的な歌唱力、バックもクリムゾンの原曲に忠実です。さらに1972年の録音。King Crimsonの1st は1969年です。さらに驚いたのは、フォーリーブス北公次西城秀樹もエピタフを歌っているんですね。


9.雨のうずめのルンバ・・・ グルーパー

天岩戸(あまのいわと)とは、日本神話に登場する、岩でできた洞窟である。天戸(あまと)、天岩屋(あまのいわや)、天岩屋戸(あまのいわやと)ともいい、「岩」は「磐」あるいは「石」と書く場合もある。太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説の舞台である。
アメノウズメ命は、天岩戸に隠れたアマテラス大神を外に誘い出すために熱狂的な踊りを披露したことから、日本の芸能のルーツとされる女神である。『日本書紀』に「巧みに俳優をなし」と記されている。
天岩戸の前に集った大勢の神々の前で、伏せた空桶の上に立ったアメノウズメ命は、激しく桶を踏み鳴らし、しだいに熱狂のボルテージを上げ、やがて胸をはだけて乳房を露出し、さらに腰の紐をほどき、衣を下げて女陰をあらわにして踊った。すると岩戸の前に集まっていた多くの神々は、大きな笑いと歓声をあげ、あたりは大変に楽しくにぎやかな雰囲気で満ちた。その騒ぎが気になったアマテラス大神が外をのぞくと、そこを力の神のアメノタヂカラオ命が手を引いて外に導いた。こうして世界に太陽の光が戻ったという。
天岩戸神話は、弱った(冬至のころ)日の光(太陽のエネルギー)の再生と考える説もある。それに従えば、この神の役割は、弱った太陽神の心を踊りによって癒し、元気を取り戻すことだといえる。 アメノウズメ命の踊りは、神前で舞いを奉じる神楽の始まりとされている。
神楽の語源は「神座」(神が宿る場)であるといわれ、神を招き、降臨してきた神を歓迎し祝福するために、神座において踊りを捧げることを意味する。同時に、神楽には神の心を楽しませ和らげる「神遊び」という意味も含まれている。そこから派生して日本のさまざなま芸能が生まれたと考えられ、この神がわが国の芸能の祖神とされているのである。