THE VENTURES MYSTERY TOUR 29

26.Super Psychedelics[#69](renamed "Changing Times") 6/1967 について取り上げます。


Super Psychedelics  Liberty LST-8052(STEREO) LRP-2052(MONO) 1967.6
このアルバムから米国では、DoltonからLibertyレーベルへ変更になった。1970年頃に"Changing Times"と、タイトルとジャケが変わって発売されたが、極少プレスのため激レア盤となっている。






A
1. Strawberry fields forever
2. Psychedelic Venture
3. Western Union
4. Guitar Psychedelics
5. Kandy Koncoction
6. Reflections
B
1. A Little Bit Me, A Little Bit You
2. Endless Dream
3. Vibrations
4. Psyched-Out
5. 1999 A.D.
6. Happy Together


これがサイケデリックサウンド 東芝 Liberty LP-8173 1967.9
'1999 A.D.'を「太陽の街」と差し替えて曲順を変更。





カバー曲の内容です。

A-1. Strawberry fields forever


「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」は、1967年2月にビートルズが発表した14枚目のオリジナル・シングル曲である。両A面シングル曲で片面は「ペニー・レイン」である。


A-3. Western Union

FIVE AMERICANS最大のヒット・ナンバー。タイトルの「ウェスタン・ユニオン」とはアメリカの電報会社の名前で、イントロのタイプライターを模した「タ・タ・タ?♪」というコーラスがなんともチャーミングな出来。当時、日本でも発売された彼らの唯一の曲らしいです。ただし、レアでなかなか出ません。私の所有するシングル盤は、レーベルに書きまくりのものです。
ジョニー・ロバート・ダリル
1941年8月20日、テキサス州ヒューストン生まれ。サウス・イースタン大学卒で、英国博士号を持つ。ベンチャーズ加入前は、「ウエスタン・ユニオン」の大ヒットで知られる「ファイヴ・アメリカンズ」に参加し、ボーカリスト兼キーボーディスト、更には作曲まで手がける。ボビー・ヴィーの推薦により、1969年の暮に正式メンバーとして、ベンチャーズに加入。LP「Shaft」では、ヴォーカルも披露した。ジャパン・ツアーには1970−71年の2回参加。
1972年のベンチャーズ脱退後は、徳間音工よりシングルをリリース。メル・テイラー&ダイナミックスに参加後は、作曲家として、「ライザ・ミネリ」「ビッキー・ローレンス」「シェール」等に楽曲を提供した。


B-1. A Little Bit Me, A Little Bit You


モンキーズの音楽部門の責任者であるドン・カーシュナーはニール・ダイアモンド(Neil Diamond)の提供曲「恋はちょっぴり(A Little Bit me,A little Bit you)」を3枚目のシングルとして発売することにしていたが、B面に使用する曲を当初予定していたマイク作詞作曲の「どこかで知った娘(The girl I knew somewhere)」ではなくジェフ・バリー(Jeff Barry)の手による「シー・ハングズ・アウト(She hangs out)」に無断で差し替えて発表。この暴挙にマイクが激怒、当初どおりの「恋はちょっぴり/どこかで知った娘」のシングル盤を独自に制作、「これこそが本物のサード・シングルだ」として記者会見を開くという、マスコミを巻き込んだクーデターを決行する。 その結果ドン・カーシュナーは更迭、彼が発表しようとしたシングルは業界関係者に配られたサンプル盤の段階で全て回収され、マイクの主張した盤が正式な3枚目のシングルとして発売される。なお、このサンプル盤はその後「幻のシングル」としてコレクターズ・アイテムとなり、高値が付けられている。 カーシュナーを追い出したマイクは、代わりに当時「ハッピー・トゥギャザー」のヒットを飛ばしたタートルズのチップ・ダグラス(Chip Douglas)(当時はDouglas Farthing Hatlelid名義)をプロデューサーに迎え3作目の『灰色の影(Headquarters)』を1967年5月にリリースした。 この頃にはハーマンズ・ハーミッツに替わって全米NO.1の人気グループとなりイギリスに於いても高い人気を得ていた。


B-6. Happy Together


『ハッピー・トゥゲザー / HAPPY・TOGETHER』は、アメリカのポップグループ、タートルズによって歌われ’67年に全米NO.1ヒットを獲得し日本でもヒットしたポップスの名曲です。




日本盤収録の「太陽の街」のB面「ワック・ワック・ソング」

ヤング・ホルト・トリオの『ワック・ワック』は66年のR&Bランク12位になった曲です。B面の曲名がすごいですね。ベンチャーズのヴァージョンもイカシテいますが、すべてスタジオ・ミュージシャンの演奏によるものです。